miとは?

miえむあい は macOS 用のテキストエディタです。
1996年頃に「ミミカキエディット」としてリリースし、現在は「mi」と改称してバージョンアップを続けています。

コーディングや、Webページ作成、原稿書き、レビュー、ログ解析などの作業を支援し、
効率的で、手になじむ、心地のよいツールを提供することを目指しています。

mi テキストエディタ バージョン3 機能紹介

シンプルで使いやすいインターフェイス

テキスト編集作業を邪魔しないようシンプルな画面構成を保ちつつ、
タブ表示やサイドバー表示などのインターフェイスに対応しています。
また、編集作業にストレスを感じさせないよう、処理の高速化に努めています。

マクロ機能

よく使う文字列や機能をメニューやツールバーに登録することが可能です。
キー操作を記録して、その場で再生したり、登録することも可能です。
より高度な使い方として、JavaScriptでスクリプトを記述することも可能です。

見出し表示

見出しのリストをサイドバーやフローティングウインドウに表示できます。
見出しは「〜で始まる行」と言った感じで簡単にカスタマイズ可能です。
行折りたたみ(フォールディング)にも対応しています。

マルチファイル検索・置換

フォルダ内の複数のファイルから検索・置換ができます。
一括置換で間違いが起きないよう、対象箇所・ファイルを確認してから、置換することが可能です。

あらゆるテキストファイルを開くことが可能

各種テキストエンコーディング/改行コードに対応しているので、たいていどんなテキストファイルでも開けます。
またUnicodeに対応しているので、1つのファイル内で複数の言語を扱うことができます。
サイズの大きなファイル(1GB程度まで)を編集することも可能です。

自由度の高いカスタマイズ

C言語やHTMLなどの種類ごとに、動作をカスタマイズできます。
キーワードや見出し、文法の設定、キーバインド、ツール(マクロ)など、いろいろな設定ができます。

左右分割表示

1つのウインドウ上に、2つのファイルを左右に並べて表示、編集することができます。
左にCSSファイル・右にHTMLファイル、左にコール先関数ファイル・右にコール元ファイル、左に参考ファイル・右に本文ファイル、などのように並べて、同時に編集ができます。
ウインドウを並べるよりも素早く表示することができるので、効率的に作業ができます。

変更箇所表示

gitやsvnを使っている場合、変更行に色づけできます。
テキスト編集画面上にシームレスに表示されるので、変更部分を確認しながら作業できます。
(ただし、編集内容をファイル保存した状態でのみ比較可能です。保存しつつ比較して確認する使い方となります。)
また、前回編集した箇所にすぐにアクセスできるので、作業の再開がスムーズに出来ます。

左右比較表示も可能です。

gitやsvnを使っていない場合でも、ファイル間やフォルダ間、あるいは、クリップボード内のテキストとの比較が可能です。

リモートファイル編集

SFTP, FTPS, FTPサーバー上のファイルを直接編集可能です。

縦書き編集

縦書き編集に対応しています。

ダークモード対応

macOS 10.14(Mojave)以降では、ダークモードに対応しています。

主な機能の一覧(バージョン3.0.0)

基本機能

・一般的なテキスト編集機能
・Unicodeネイティブ対応(Unicode文字使用可能、多言語同時編集可能)
・ファイルを開いたときにテキストエンコーディング/改行コードを自動認識
・矩形選択機能(コピー、ペースト、Drag&Drop可能)
・AppleScript対応(scriptable)
・64bit CPUネイティブ対応
・ソフトウエア自動更新機能

表示

・タブインターフェイス(タブのウインドウ化、ウインドウのタブ化、タブの多段表示可能)
・ビュー縦分割表示(分割数無制限)
・ビュー横分割表示(2分割)
・行折り返し方式の選択可能(行折り返しなし、ウインドウ幅、文字数指定)
・表示フォント、サイズ、タブ幅の設定可能
・各行/段落番号を表示可能
・現在の行/段落番号、現在の見出しを表示可能
・行間サイズ変更可能
・ファイルパス、ルーラーを表示可能
・背景画像表示(透明度設定可能)
・ツールバー(テキストエンコーディングや改行コード等を表示・選択するボタン等)対応

サブウインドウ

・各種機能を表示するウインドウ(サブウインドウ)をサイドバー表示/フローティング表示
 ・最近開いたファイル
 ・同じフォルダのファイル
 ・同じプロジェクトのファイル
 ・リモートファイル
 ・見出しリスト
 ・テキスト情報
 ・テキストハイライト
 ・キーワード情報
 ・プレビュー
 ・キーの記録/再生
・ドラッグ&ドロップで位置移動、サイドバー/フローティング切り替え

モード

・モードごとに各種設定可能(※モードとはHTML, C/C++などのテキストの種類のことです)
・キーワードの編集、色付け表示
・コメント/リテラルの色付け表示(文法をカスタマイズ可能)
・見出し行機能(正規表現に一致する行の色付け表示、メニュー登録)
・ツール機能(よく使う文字列やJavaScript, AppleScriptをメニューに登録)
・ツールバー上にマクロを表示(簡単にカスタマイズ可能)
・キーバインド設定
 (Control/Shift/Command+アルファベット/ファンクションキー/矢印キー/改行等にそれぞれ割り当て可能)
・ツール/ツールバー/キーバインドに、特定の動作を行う文字列(ツールコマンド)を埋め込むことが可能
 (今日の日付を埋め込んだり、編集中のHTMLソースをブラウザで確認することなどが可能)
・ツールへのショートカットキー割り当て
・<p>に対して</p>など、対応する文字列を自動入力可能
・組み込み文法定義(C/C++, HTML, JavaScript, Python, Ruby, Perl, Markdown, XMLに対応)
・自動インデント
・識別子情報を表示するウインドウ(引数情報や直前のコメントを表示、クリックで定義場所へ移動)
・コンテキストメニュー選択により、識別子の定義場所へ移動

検索・置換

・一般的な検索オプションに対応
・曖昧検索対応(異体字や全角半角等、Unicode で互換と定義された文字を同一とみなすことも可能)
・よく使う検索文字列、検索オプションを検索メモリーに保存可能
・正規表現検索・置換対応
・複数のファイルからのファイル検索・置換(マルチファイル検索・置換)、一覧表示
・検索ハイライト表示機能(2段階表示可能)
・検索文字列・置換文字列のリストを記述したファイルを使って一括置換
・一致するテキストを新規ドキュメントに抽出
・クリックした単語の自動ハイライト表示

印刷

・ファイル名、行番号、ページ番号などのフォントを選択可能(これらを印刷しない設定も可能)
・カラー印刷可能

ファイルリストウインドウ

・ファイルのリストをサイドバー/フローティングウインドウに表示してワンクリックで開けます。
・最近開いたファイルを一覧表示、ワンクリックで開ける
・同じフォルダのファイルを一覧表示、ワンクリックで開ける
・同じプロジェクトのファイルを一覧表示、ワンクリックで開ける

リモートファイル編集

・SFTP, FTPS, FTPサーバー上のファイルを直接編集可能
・SFTPの秘密鍵認証にも対応

その他

・キーワードや、関数/変数等を省略入力(補完入力)する機能
・識別子の情報をポップアップ表示する機能
・テキストの選択部分をパス名としてファイルを開く、または、選択部分をURLとしてブラウザで開く機能
・ファイルやリンクのDrag&Dropで挿入する文字列をカスタマイズ可能
・クロスキャレット表示
・しおり機能
・ツール入力モード(キーストロークだけでツールを起動できる機能)
・文字数カウント機能
・現在のテキストエンコーディングで使用不可能な文字を一覧表示する機能
・プロジェクトフォルダの設定(マルチファイル検索等でプロジェクト単位の処理が可能)
・Commandキー+ホイールで高速スクロール
・Shiftキーを押しながらDrag&Dropするとコピー先の単語置き換えとなる機能
・スペルチェック機能
・辞書で調べる機能
・git, svnとの連携機能(差分箇所、差分ファイルを色づけ表示するなど)
・カラースキームに従って文字色・背景色を表示
・自動バックアップ機能
・現在のタブの状態を保存する機能
・フルスクリーン機能
・JavaScriptプラグイン機能(JSHINTのワーニングを画面上に表示することなどが可能)
などなど

最新バージョンのヘルプ(バージョン3.0.3に添付しているものと同じものです。)

動作環境(バージョン3.0.3)

macOS 10.9以降
CPU:Intel 64bit


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