シナリオモード
シナリオ・脚本編集用のモードです。
ト書き、台詞用の段落2行目以降の左余白(インデント)などを設定しています。
「シナリオ(横書き)」と「シナリオ(縦書き)」があります。
フォーマット
デフォルト設定では、下記の3パターンに対応しています。
基本的に、各パターンを設定で切り替える必要はありません。段落内にタブがある場合はパターン1、タブがない場合はパターン2、3になります。
ただ、もし、問題がある場合は、モード設定「見出し」タブにて、使用しないパターンの名前がついた項目の「有効にする」チェックボックスをOFFにしてください。
フォーマットのカスタマイズ
いずれかのパターンをベースにカスタマイズすることも、新規に設定を作ることも可能です。
どの段落がト書き、台詞になるかは、モード設定「見出し」タブの「正規表現」にて設定可能です。
段落の最初部分が正規表現に一致する場合にその見出し項目の設定が適用されます。
例えば、パターン2のト書きの正規表現には、「 」(全角スペース3つ)が設定されています。
(正規表現を使わず、「指定文字列で始まる行」で設定することもできますが、設定の自由度は低くなります。)
段落2行目以降の開始位置は、モード設定「見出し」タブの「段落2行目以降の左余白」にて設定可能です。
設定をカスタマイズする場合は、モード設定「見出し」タブにて、使用しない項目の「有効にする」チェックボックスをOFFにした方が良いかもしれません。
行折り返し
デフォルトでは、文字数指定折り返し(半角80文字)に設定しています。(半角80文字=全角40文字です。)
モード設定「編集」タブにて変更可能です。
すでに作成済みのファイルについては、メニューから で変更できます。
各行行番号(段落番号)表示
デフォルトでは、各行行番号(段落番号)を表示するように設定しています。
モード設定「表示」タブにて変更可能です。
タブ位置
タブ位置は、モード設定「表示」タブの「タブストップ」設定で変更できます。
ルーラーのタブ位置の▼アイコンクリックでも、この設定を表示することができます。
見出し
○、半角数字、丸付き数字で始まる段落は、柱として認識されます。見出しリスト・メニューにも表示されます。 モード設定「見出し」タブにて設定できます。
印刷/PDF出力
印刷/PDF出力用のフォント、行間、余白、ページ番号印刷位置等は、アプリケーション設定「印刷」タブにて設定可能です。
1枚に印刷する行数を調整するには、フォントサイズ、行間、余白等を変更してください。
ファイルの拡張子
デフォルトの拡張子を.miScenarioH, .miScenarioVとしていますが、これはFinder上でファイルダブルクリックでmiで開けるようにするなどの利便性のためです。内容自体は、通常のテキストファイルで保存されます。拡張子は.txtに変更しても問題ありません。モード設定「一般」タブにて、デフォルトの拡張子を変更できます。
注意点
- 「タブストップ」や「段落2行目以降の左余白」の情報は、アプリのモード設定内に保存されており、テキストファイル内には含まれません。
他のアプリで開いた場合、違う見え方になります。
同じ見え方で他の方と共有・公開するためには、印刷やPDF出力をお願いいたします。(macOSでは、印刷画面からPDF出力が可能です。)